こんにちは♪MyASPカスタマーサービス部(以下、CS部)の鈴木です。
今回は・・・
メルマガの開封率
について、お話したいと思います。
皆さん、自分のメルマガの開封率ってちゃんと気にして
見られてます??
開封率と聞くと、なんだか見るのが怖い・・・!
と思ってしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。
正ーーー直、筆者も、せっかく配信したメルマガの開封率が
振るわなかった時のショックと向き合いたくなくて、
見て見ぬふりをしたいタイプです!!!!!(え)
な ん で す が、
「全てはテスト」なんて言葉もありますし、
そんなこと言っていると
開封率を認識することが第一歩だろって
怒られちゃいそうですね(汗)
そこで今回は、
メルマガの開封率ってどのくらいが平均と言えるんだろう?
ということと、
開封率を認識したうえで、
そんな手や、こんな手もあったか!という、開封率UP☆施策
を改めて勉強してみたので、
シェアしたいと思います!
この記事では、
・メルマガの開封率を知る方法
・そこからさらに開封率をUPさせるための方法
をまとめているので、
ご自身のメルマガ運用でいくつできているか
チェックしながら、読んでみてくださいね♪
メールの開封率の平均ってどれくらい??
まずは下記をご覧ください。
業界 | 平均開封率 |
---|---|
美容とパーソナルケア | 16.65% |
ビジネスと金融 | 21.56% |
コンサルティング | 20.13% |
教育と訓練 | 23.42% |
エンターテインメントとイベント | 20.51% |
ギャンブル | 21.62% |
趣味 | 27.74% |
マーケティングや広告 | 17.38% |
政治 | 22.94% |
※出典:https://mailchimp.com/resources/email-marketing-benchmarks/
上記は、皆さんが興味がありそうないくつかの業界をピックアップしたものですが、
分析したすべての業界の平均メール開封率は 21.33% という
結果が出ているようです。
へー!意外と低い・・・?と当時の筆者は思いましたが、
皆さんはどう思われますか?
もちろん、業界によってばらつきがありますし、
配信条件やリストのセグメント条件によっても数値は変わるものです。
目安として参考にしてみてくださいね。
で算出します!
この開封率は、マイスピーのメール配信機能でも自動測定できるようになっています!
(このあと、詳しく説明していきますね)
「メルマガ」は、どんな特徴を持つツールなのか?
ここで、マーケティングにおける「メルマガ」が
どんな特徴を持つツールなのかを改めてキリっとご説明します。
・コストがかからない
メルマガを配信する場合、マーケティングオートメーションツール(MAツール)や
メルマガ配信システムを契約して配信することがほとんどですが、
システムの契約費は多少かかっても、メール配信自体は0円の場合が多いです。
もしくは、配信するメルマガの通数によって料金体系が決まっている場合もありますが、
1通あたり数円程度のコスト感です。
他のマーケティング施策、例えばWEB広告を出したり、
マスメディアを通じてCMを出したりする場合に比べて、
はるかに安価な費用で運用できるのがメルマガなんです。
・効果が出やすい
Twitter、FacebookなどのSNSや、LINE、YouTubeの台頭で
メルマガは「もう古いのでは?」と思われがちなメディアですが、
実は、そういったSNSと比較しても
マネタイズしやすい(=収益化しやすい)のが
「メルマガ」なんです!
有形の商品・サービスの情報はもちろんのこと、
自身が保有している知識や情報、価値観など、無形なものを
コンテンツ化して情報発信することでも利益を生み出すことができます。
Twitterなどの短文メディアと異なるのは、
濃い内容の情報を発信することに長けているということ。
SNSは特性上、流し読みされてしまいやすい傾向にありますが、
メルマガの場合は、読者登録した上でメールアドレスに定期的に届くもののため、
発信者や提供サービスについての情報を個別に印象づけることができます。
さらに、
メルマガは、電話やDMなどと同様「プッシュ型メディア」でもあるので、
売り手側のタイミングで、見込み客に対して何度でもアプローチすることができるのです。
そもそも、
メルマガを登録する人って、その商品や発信者からの情報が
もっと欲しいから登録しますよね。
つまり、不特定多数に発信するものではなく、
1度でも、商品や発信者に興味を持ってくれた人に対して発信するので、
利益が上がりやすい(商品購入に繋がりやすい)んです。
上記2つからお分かりのとおり、
メルマガって、圧・倒・的・コ・ス・パ(コストパフォーマンスが高い)
なんです!
あとは、1度登録をしてもらえれば、配信解除されない限り
定期的に連絡を取ることができるので、
・ユーザーと関係を構築しやすい
というメリットもあります。
ステップメールを組めば、段階的に商品についてアピールすることが
できますし、返信をくれたユーザーに対して、個別に連絡を取ることも可能です。
そう!
圧倒的コスパで高い効果を発揮してくれるメルマガだからこそ、
開封率を少しでもUPさせることが重要なわけですね^^
まずは、自分のメルマガの開封率を知ることからスタートしましょう
行きたい高校や大学に合格するためにはまず自分の偏差値を知ることから始めるように、
メルマガの開封率を上げるためにはまず、現在の開封率はどれくらいなのかを知ることが重要!
ですよね。
開封率を測定する方法・仕組み
メルマガの開封率を測定するためには、
HTMLメールの中に
「ビーコン画像」や「Webビーコン」、「トラッキングピクセル」と言われる
目視できない透過画像ファイルを仕込む方法が一般的です。
これにより、読者がメルマガを開いた時に、
この画像ファイルが読み込まれることでメールが開かれたと見なされ、
開封がカウントされるわけです。
HTMLメールやWebページの閲覧者を識別するために埋め込む、小さな画像のこと。
マイスピー内では、この小さな画像のことを「Webビーコン」という用語で呼んでいます。
マイスピーでメルマガの開封率を知る方法
この記事を読んでくださっているということは、
マイスピーでメルマガ配信されていますね?(もしくは検討中でしょうか)
マイスピーで配信するメルマガも、
ひと工夫加えるだけで、開封率を測定できるようになるんです。
ステップとしてはざっくり3段階!
①HTML形式でメールを作成
②分析オプションにチェックを入れてWebビーコンを埋め込む
③メール配信後に測定された数値をみる
詳細は、下記のマニュアルを読んでみてくださいね。
■マイスピーで配信したメールが開封されたかを簡単に確認(開封率の測定)することはできますか?
https://docs.myasp.jp/?p=15674
メルマガの開封率が把握できたら、開封率をUPする為の施策を打とう!
さてさて!ご自身のメルマガの開封率、チェックしてみてどうでしたか??
メルマガの開封率が把握できたら、
ここからさらに開封率をUPさせるための工夫をしましょう。
「施策はバッチリのはず!」
という方も、復習がてらチェックしてみてください^^
☑ 施策1 開封したい「件名」になっているか
メールの開封率を左右する一番重要な要素と言っても過言ではないのが
メールの件名です。
受信者がそのメールを開きたいと思うかどうかは件名にかかっています。
例えば、
同じ商材でも、下記 A と B の件名ではどちらがクリックしたいと
思うでしょうか?
【29日まで半額セール!】プロテイン6袋セットを割引価格で販売中!《マイスFitness》
B)
《マイスFitness》フィットネス内で販売中のプロテイン6袋セットを割引価格で販売中!
・・・そうですよね!
Aの件名のほうがクリックしたくなるかと思います。
開きたくなるメルマガの件名のポイントとしては、
・受け手がメリットを感じる情報で構成する
・希少性や緊急性のある情報、キラーワード(※)を入れる
※キラーワードの例:限定、話題の、新着、●月●日まで、注目 など
・インパクトをもたせる
「これを逃すと後はありません・・・」のような、敢えてネガティブな言葉を使い、
気にさせるテクニックもパターンとして使ってみてもいいかもしれません
・伝えたいことを冒頭にもってくる
件名の文字数は大体30文字程度です。
受信者の目に留まる前半の15文字に重要な情報を入れるようにしましょう
などが挙げられます。
☑ 施策2 差出人名は工夫されているか
マイスFitness |【29日まで半額セール!】プロテイン6袋セットを割・・・
例えば同じ発信者でも、差出人名が「info@myasfitness.jp」といったようにメールアドレス表示で届く場合と、「マイスFitness」というようにどこから送られてきたメールなのかひと目でわかる場合とでは、信頼度が大きく変わることは明らかですよね。
なお、企業名や媒体名ではなく、「山田 太郎」というように個人名表示にし、仕事のメールと思わせて開封させるテクニックもありますが、面識がないということで一度怪しまれてしまうと、迷惑メールフォルダに入れられてしまう場合もあるので、発信者と受信者の関係性をよく認識したうえで差出人名を決めることをおすすめします。
☑ 施策3 配信するタイミングは適切か
例えば、メルマガ読者に「ビジネスマン」が多い場合は、
下記タイミングが最適と言われています。
時間帯:8~9時/12~13時/17~20時
土日はメールボックスを開くことが大幅に減ります。
また、月曜日はメールチェックに追われてメルマガの優先順位は下がりがちになり、
金曜日は飲み会やイベント事が集中する曜日です。
ということから、平日に配信する場合は火曜日~木曜日が最適とされています。
時間帯としては、メールチェックをする人が多い通勤・退勤時間帯が狙い目です。
一息つくランチタイムを狙うのも◯です。
上記はあくまでも1例です。
大切なのは、自分が抱えているユーザーの属性を知り、ユーザーの1日を想像することです。
ユーザーの傾向がイマイチわからない場合は、
何度か曜日・時間帯を変えて、テストしてみるのも手ですね。
☑ 施策4 配信する内容は工夫されているか
せっかく 差出人名 + 件名 の相乗効果でメルマガが開封されても、
中身(本文)に書かれていることが伴っていなければスルーされるようになり、
いずれ配信解除の対象となってしまいます。。
・情報の鮮度は高いか
・独自性のある情報か
・読者に「読む価値がある」と思われる内容か
・適切な長さか(コンテンツの数が多すぎないか)
etc
いま一度、読者の立場になって読み返してみましょう。
メールをパーソナライズ化することも開封される・読まれるようになる
ポイントです!
“パーソナライズ”って??
一人ひとり(person)に合わせて変更する という意味
つまり、「パーソナライズメールを送る」とは、
ユーザーの属性に合わせて最適化した内容のメールを送る ということです!
ユーザーに合わせてメールの内容を変える・・・となると
リストのセグメントが必要ですが、
マイスピーの「置き換え文字」機能を使えば、
もう少し気軽に、簡単にパーソナライズメールを作成することができますよ!
例えば、
マイスピーで配信するメルマガに、それぞれ読者名
を入れたい時には…
「%name%」の置き換え文字を使うことで、
読者さんのお名前をメール内に差し込むことができます。
★ご担当者様へ ⇒ 〇〇様へ
★アナタだけに~ ⇒ 〇〇さんだけに~
件名に%name%を入れることでも、開封率に良い影響が
ありそうですよね!
「置き換え文字」の利用方法は、
下記マニュアルで紹介しているので、
一緒にチェックしてみてくださいね♪
■メールの本文に読者さんの名前を入れることはできますか?
https://docs.myasp.jp/?p=16505
☑ 施策5 配信する相手は適切か
そもそも、配信しようとしているそのメールの内容は、
対象の読者全員が欲している情報でしょうか?
読者全員に同じ内容のメールを送るのではなく、
読者をセグメント分け(グループ分け)し、
グループに応じた内容のメールを送ることができるとベストです。
読者に対し、ピンポイントで興味のある情報をお届けすることができると、
メールの開封率を上げることにつながります。
マイスピーのセグメント機能を使って、さらにメルマガ開封率UP!
施策1~5のポイントを押さえられたら、
ここからは マイスピーのセグメント機能を使って読者リストを
セグメントする方法をご紹介します。
セグメント機能を使いこなすことができるようになれば、
今よりももっと、送りたい対象に送りたい内容を届けることが
できるようになります^^
1:「フリー項目値」を使う方法
例えば、
メルマガ内のこのURLをクリックした人は、
商品に“興味がある”ということだから、
その人たちにだけ、商品についてのPRメールを送りたい!
という場合は、「フリー項目値」が使えます。
下記マニュアルでご説明していますー!
■「クリック時のオプション」>「フリー項目値」の使い方
https://docs.myasp.jp/?p=6378
下記は、フリー項目の値で読者リストを絞り込む方法です。
こちらも併せて確認してくださいね。
■ユーザー一覧(読者一覧)画面や、一括配信時に、フリー項目の内容で絞り込むことは出来ますでしょうか?
https://docs.myasp.jp/?p=500
2:「ラベル」を使う方法
読者リストを、属性毎にラベル分け(タグ付け)できないの??
という方、マイスピーには「ラベル機能」も備わっています。
ラベル機能について知りたい方は、下記マニュアルをご覧ください。
■ラベル機能(タグ付け機能)とは?
https://docs.myasp.jp/?p=14760
ラベル機能を使えば、「URLをクリックした人」という条件以外にも、
「性別」「イベント参加状況」「アンケート回答結果」などの条件で
読者をセグメントして、属性に合った内容のメルマガを配信することができますよ!
ラベル機能については、用途によってマニュアルを用意しているので、
マイスピーのマニュアル一覧から探してみてくださいね^^
■マニュアル一覧 検索ワード:「ラベル」
https://docs.myasp.jp/?s=%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB
【注意!】
ラベル機能については、「スタンダードプラン」以上をご契約の方が使える機能です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、開封率を把握することの重要性から、
開封率をUPする方法までをご紹介しました。
昨今のメールマーケティングは、
大量のリストにやみくもにメールを送って、数%の成約率を獲得するのではなく、
少量でも精査されたリストにメールを送って、高い成約率を得ることが主流になってきています。
このブログを読んでくださっている皆さんも、
ご自身のメルマガの開封率UPにマイスピーのセグメント機能を
役立てて頂ければ嬉しいです!
それでは、また(^-^)/♪