MyASPマーケティング部 ひろっちです!

以前お届けした、
メルマガを不要な人に届けずに、必要な人にだけ届ける方法
の記事は、もう読んでいただけたでしょうか?

上の記事では、
マイスピーの分析オプションの機能を使ってメルマガを全く読んでいない人を排除し、
必要としている人にだけメルマガを届ける方法について解説しています。

今回は、メルマガ配信の効果をさらに高めるセグメント配信について、
ご紹介したいと思います!

読者全員に同じ内容のメールを配信していませんか?

あなたは、集めた有効なリストに対してセグメントせずにメルマガを配信している、
なんてことはしていないでしょうか…?

セグメント」=区分、区切りのこと。
マーケティングにおいては、ターゲットを年齢や性別、
商品に対する認識や購買意欲などによってグループ分けすることを指します。

MyASPでは、読者(見込み顧客)をセグメントし、
その読者のニーズに合った情報を配信することを強く推奨しています。

その理由の1つとしては、
メール到達率が落ちてしまうリスクを抑えるため、ということがあります。

読者のニーズにそぐわない内容のメールを送り続けている場合、
届いたメールを迷惑メールフォルダに入れられてしまったり、
最悪、迷惑メール通報されてしまったりする場合があります。

そうなってしまうと全体的にもメールの到達率が下がってしまい、
あなたのメールが欲しい!と思ってくれている人にもメールが届きにくくなってしまいます。

このリスクを抑えられるということはとても大きなメリットですよね。

ですが、MyASPがセグメント配信を推奨する理由はそれだけではないんです。

読者(見込み顧客)をセグメントすることが重要なワケ

それは、ファン比率を知ることにあります。

ファン界には、いろいろなファンがいますね。

僕は、この「ファン」を下記のようにレベル分けしています。

コア、にわか、にわとり、無関心
(あくまでも僕の中での定義なので、会社の資料や論文などでは使わないでくださいね 笑)

そして当然、ファンの種類(レベル)によって何をどのように伝えるのか?が変わってきます。

もう少し分かりやすい例えで説明しましょう。

コア:大学生
にわか:小学生
にわとり:幼稚園
無関心:宇宙人


といった具合だとすると、自分が理解している内容を相手に伝える場合、
相手の理解度に応じて使う言葉を選ぶようになりますね。
(大学生が学ぶ内容を、そこで使われる言葉や概念を使って小学生に伝えることはしないですよね)

あなたのビジネスについても同じことが言えます。

例えば、メルマガ読者さんの中でも、
コアなファン(あなたのマインドやスキルを既に知っている人)に、
わざわざあなたのマインドやスキルについて説明しないですよね。

ですが、にわかのファンに向けてなら、
あなたがどんなマインドで・何を大切にしているのか・
何をやっていて・どんなスキルを持っているのか?は、説明が必要かもしれません。

すなわち、ファン(見込み顧客)をセグメントすることで
「誰」(ペルソナとも言います)が明確になります。

「誰」が明確になることで、「何」を伝えるのか、も明確になります。

ということは、必然的にメールも書きやすくなり、伝えたいことが伝わりやすくなります。

そしてMyASPであれば、このファンの種類別にメールを配信することができます。
これを「セグメント配信」と呼んでいます。

セグメント配信の成功事例

ではここからは、セグメント配信が売り上げに好影響を及ぼしたという、
MyASPユーザーさんの実例をご紹介したいと思います!

【事例1】読者層を3つにセグメント。シナリオ分岐した購買意欲の高い読者のみにプロモーションを仕掛け、売り上げ大幅UP!

株式会社ハチサポート 増田 栄嗣さまの活用事例

読者層を3つのグループにセグメントし
それぞれでメールの内容を変えたところ、到達率&反応がUP!
さらに、シナリオ分岐機能で分岐した
購買意欲の高い読者のみにプロモーションを仕掛けたことで売り上げも大幅UP!

■課題
一時期は、メルマガ読者さんに対してメールを送るも、
エラー配信の通知が届くことがしばしばありました。

■原因
継続して購読する体制になっていない読者に対してもメールを送ってしまっていたことで、
開封率が下がる→到達率の低下につながったのではないか、と考えています。

■対策
継続してメルマガを読む可能性がある人をマイスピーの「ポイント付与」機能で判断し、
ポイントが高い人達に優先してメールを送ることにしました。

ポイント付与で読者を区分けした後、

  1. ポイント付与で区分けした3つの読者層に対し、それぞれに送るべきメルマガ内容の考案
  2. メール内のURLクリックによる自動的なシナリオ分岐
  3. シナリオ分岐した購買意欲の高い読者に対してのみ、販売を仕掛ける

上記のようなアプローチに変えました。

■結果
3つの読者層ごとに配信するメルマガの内容を変えたことで、
メルマガ内に設置したURLのクリック率も5% → 10~20%あたりを推移するようになり、
迷惑メールフォルダに入るなどのメルマガ配信エラー率も減ったように思います。

また、事前に案内をステップメール化することによって、
高い頻度でメルマガを送る日々が続いてもバタバタすることなく対応できました。
余裕ができたことで、
読者さんからの反応
(クリック率、シナリオに登録してくれたユーザーのポイント、メールへの問い合わせ)
を把握することができ、
個別ごとの対応や相談にしっかり時間を割くことができました。

■その他:「バックナンバー公開」の採用
万が一迷惑メールとして受信されてしまったメールがあったり、
他のメルマガで埋もれてしまった場合にも、
マイスピーの「バックナンバー公開」機能によって、
メール内容を遡って確認してもらうことができるようになりました。

また、情報伝達漏れのフォローができるようになりました。
(仮に、10通中3通見落とされたメールがあったとしても、
後日バックナンバーページを紹介することで情報への追いつきが容易に)

■活用されたMyASPの機能
クリック分析の「ポイント付与」、「シナリオ分岐」/「バックナンバー公開」

  • 「ポイント付与」機能を利用し、読者層を分ける
【マニュアル】メールを読んでいない人を抽出する方法
  • 「シナリオ分岐」機能で販売専用のシナリオに分岐させる
【マニュアル】「クリック時のオプション」>「シナリオ分岐」の使い方
  • 「バックナンバー公開」機能で読者をフォローアップする
【マニュアル】一括配信メールをバックナンバー公開することは可能でしょうか?

増田さまはこの3つの機能を組み合わせ、
よりコアなファン(見込み顧客)に対して時間を割くようになったことで
売り上げUPに成功しました。

【事例2】「シナリオ分岐」機能でセミナー先行予約希望者のみのリストを作成。アンケートの活用でコミュニティを立ち上げ、リピーター売り上げも確保!

Gino(ジーノ)さまの活用事例

「シナリオ分岐」でセミナーの先行予約希望者を募り、セミナーの価値の高さを演出。
さらに、アンケート機能で価値観の合う読者を見つけてリレーションを強め、
2回目のプロモーションの高いリピート率を達成!

マイスピーの「シナリオ分岐」機能を使い、
リピーター向けと一般向け、購入者向けなど属性に合わせてメルマガを送り分けました。

セミナー開催のプロモーションの際には先行予約希望者を募りましたが、
その際にも「シナリオ分岐」機能を使い、メール内のURLを1クリックするだけで
クリックした人だけが先行予約希望者専用のリスト(シナリオ)に登録されるようにしました。

シナリオ分岐で先行予約希望者専用のリスト(シナリオ)に移動した読者さん達には、
一般募集よりもひと足早く募集をかけ、
先行予約枠をすべて埋めてしまうことで、
一般募集の際に企画(セミナー)の価値をよりアピールする演出ができています。

読者さんもクリックひとつで先行予約に関する案内を受け取れるようになるばかりでなく、
運営者である自分自身も非常にラクに予約者管理ができるようになりました。

ワンクリックでシナリオ登録ができるのはマイスピーさんだけですし、
プロモーション中にも条件分岐を活用することで読者さんごとに
緻密かつ適切なオファーを届けられたのは、すごく心強かったです。

さらに、配信済みのメール一覧ではクリック履歴などで読者の反応を見ることができるので、
安心してプロモーションを進めていくことができました。

また、アンケートフォームを使い読者さんと交流を図れたのも、
売上につながったひとつの大きな要因です。

アンケートの回答(反応)をみながら、気持ちよくお付き合いすることのできる、
価値観の合うお客さんだけを集めることに成功し、
結束力が高く実績者もしっかり出るコミュニティを立ち上げることができました。
アンケート機能で読者の反応をみながら仲間を集めていき、
盛り上がるコミュニティにできたことが、
2回目のプロモーション時の高いリピート率にもつながりました。

■活用されたMyASPの機能

クリック分析の「シナリオ分岐」、登録フォーム機能(アンケートフォームとして)

  • 「シナリオ分岐」機能で先行予約専用のシナリオに分岐させる
【マニュアル】「クリック時のオプション」>「シナリオ分岐」の使い方
  • 登録フォーム機能でアンケートフォームを作り、読者の反応を知る
【マニュアル】登録フォームを利用してアンケートや質問(お問い合わせ)フォームを作成することはできますか?

Ginoさまはこの2つの機能を活用し、セミナー価値を高めたり、
温度感の高いコミュニティを立ち上げてリレーションを深めたことにより、
売り上げUPに成功しました。

【事例3】2種類のステップメールで、商品への興味が薄い読者を濃くしていく仕組みを構築!

辻 ともあきさまの活用事例

商品への興味が薄いリスト(読者)が集まりオファーに苦戦…。
そこで、薄い読者には薄い読者専用のステップメールでナーチャリング(育成)をし、
濃い読者になってから商品オファーを行うことで、費用対効果が大幅アップ!

■課題
集客経路によっては、商品への興味が薄い読者が集まる場合があり、
そこからの費用対効果があまり良くないことが悩みでした。
その集客経路というのは、具体的には
自分のジャンルに関するポータルサイトなどへの有料広告の出稿です。

この種の広告出稿は、他の人の広告も同じサイト内に配置されていたり、
自分のメルマガの登録とともに
他の人のメルマガにも同時登録される仕組みが採用されていたりするケースがあります。
そのため、集客数は多くリストは作りやすいのですが、
その分、自分の商品への興味が薄い読者になりがちで費用対効果も低くなりやすかったのです。

実際、過去にはそういったサイトに広告を出してみるものの、
売り上げに結びつかないという時期もありました。

■対策
それを解消するための対策として、
商品への興味が薄い読者を濃くしていくための仕組みを構築しました。

具体的には、既存の「オファーを行うステップメール(以下【A】)」とは別に、
「興味づけを行うためのステップメール(以下【B】)」を新規で立ち上げました。

【B】のステップメールでは何か商品を売るということはせず、
その属性の人に役立つ500~6,000字程度のミニコラム的な内容をステップメールとして作成し、
全てのメールの最後に【A】のステップメールへの誘導文&登録フォームURLを挿入しました。

このやり方だと【B】によってある程度興味や信用を得たうえで
【A】に登録してもらえる流れを作ることができるため、
成約に繋がりやすくなり、費用対効果も良くなりました。

言葉だけだと少し複雑かもしれないので、図解にしました。

対策前:

対策後:

■結果
上記の方法を採用し始めた4月から約半年間で、
かけた広告コストに対しての費用対効果(ROAS:Return On Advertising Spend)は656%でした。

■活用されたMyASPの機能
2種類のステップメール、登録フォーム機能

  • 濃い読者向けと薄い読者向けに、それぞれステップメールシナリオを用意する
【マニュアル】【はじめてのMyASP(マイスピー)その5】ステップメールに挑戦!
  • 薄い読者には興味付けを行うステップメールを段階的に届けるようにし、
    メールの最後にはオファー用のシナリオに誘導するための誘導文&登録フォームURLを設置。
【マニュアル】【はじめてのMyASP(マイスピー)その4】登録フォームについて

辻さまはこの2つの機能を組み合わせ、
コールドリード(商品への関心が低い見込み顧客)に対しナーチャリング(育成)を行い、
ホットリード(商品への関心が高い見込み顧客)にしてから
商品オファーをすることで成約率を高めることに成功しました。

ちなみに、辻さまはマイスピーのアカウントを2つ契約して
【A】【B】それぞれのシナリオを管理されていますが、
マイスピーはシナリオからシナリオへの分岐ができるので、
1つのアカウント内でも上記の事例は実現可能です^^

セグメント配信をウェビナー動画でも解説!

最後に、このセグメント配信については動画でも解説をご覧いただくことができます。

上でご紹介したGino(ジーノ)さまの成功事例の、
具体的なセグメント配信の実践方法を図解を交えてさらに詳しく解説しています。

その他にも、
マイスピーのセグメント配信を活用されているユーザー様のインタビューも収録しています。
ぜひご覧になってみてください^^

トピックス

00:00 はじめに

01:37 セグメント配信と一斉配信の比較(メリット・デメリット)

03:27 ウェビナーの概要・目次

05:06 「マイスピー」とはなにか?

06:45 事例紹介:Gino(ジーノ)さんの事例

11:05 セグメント配信の実践方法

18:35 事例紹介:佐々木さんの事例

19:16 事例紹介:増田さんの事例

20:58 お客様の声

25:16 なぜマイスピーではこんなことが可能なのでしょうか?

26:18 機能1:一斉配信メール&ステップメールを使ったセグメント配信

31:21 機能2:ポイント機能を使ったセグメント分け

33:42 機能3:ラベル(タグ付け)によるセグメント分け

35:33 でもお高いんでしょう?

39:07 マイスピーのセグメント配信の特徴

42:15 最後に