私たちマイスピースタッフがおすすめする書籍を
皆さんにご紹介する連載企画
【マイスピースタッフが選ぶ!推しの一冊】シリーズ。
今回は、その第4弾をお送りしますー!
マイスピースタッフが選ぶ、おすすめの一冊
MyASPマーケティング部 鈴木です~。
9月に入り、食べ物もファッションも秋を先取りしたくなる
気候になってきましたね。
だんだんと過ごしやすくなるこのシーズン、
“読書の秋”も堪能しましょう!ということで、
秋の夜長のお供(本)はもうお決まりですか?
今回、おすすめの一冊を紹介してくれるメンバーはこの3名!
1人目 髪色カメレオン・ももちゃんの推し本はこちら!
書籍タイトル
嫌われる勇気
紹介者ももちゃん
紹介者コメント
じっくりと読みたくなる読まされ本だった。
本の要約
- 人間の悩みは、全て人間関係である。
あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと(踏み込まれること)によって引き起こされる - 自分の課題と他者の課題とを分離する(介入しない)
- 他者へ介入せず、援助することで「勇気づけ」となる!
(できない人は能力がないのではなく、勇気がなくてできない)
これはもう超ロングセラー本ですよね!!
ただ、実は私、この本のタイトルを読んだときに何だか違和感を
感じて、読まず嫌いになってしまっていたんですよね…。
「自己実現のためなら他人から嫌われることなんか気にするな!!
嫌われてもやりたい事をしろ!!うおおおおおお」
…大袈裟に言うとこんな感じのことが書かれている本だと思い込んでいたんですよ。
でも、そうじゃありませんでした。
この「嫌われる勇気」をもう少し本書の内容に沿ったタイトルに言い換えるなら、
「他者から好かれようとすることをやめる勇気」なんだと思います。
人が不自由さを感じる原因の一つに、「承認欲求」があるといいます。
他者の期待に応えようとするような生き方は、人生を生きづらくさせる…
他者からどう評価されるかは100%他者次第!
だから好かれるか好かれないかは自分の課題としなくていいんです。
そのほかにも、
- 課題の分離 ・・・「これは誰の課題なのか?」を考え、自分の課題と分離する
- 自己受容 ・・・急に自己肯定ができなくても自己受容から始めよう
- トラウマは存在しない ・・・過去の出来事によって未来は決まらない
などなど、
「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの、
ハッとさせられる教えの数々が散りばめられています。
しかもこれが、青年と哲人の対話形式になっているので、
小説感覚で非常に読みやすい!
大切なのは変わる勇気。
私のように読まず嫌いになっていたという方には一度手にとっていただきたい本です^^
2人目 ガッキー大好き・みくりさんの推し本はこちら!
書籍タイトル
お文具といっしょ
紹介者みくりさん
紹介者コメント
SNSで人気を博している癒やし系キャラクター「お文具さん」の4コマ漫画です。
見た目は皆さんが想像する文房具とは似ても似つかないですが、名前の由来は「作者さんが文房具好きだから」だそう…
がんばりすぎている方や誰かに疲れた心を癒やしてほしい方に、心の医薬品としてぜひおすすめしたい漫画本です!
続編も出ているので、気に入ったら全巻読んでみてほしいです!!!
この白玉みたいな謎のゆるキャラ、
“お文具さん”をご存知ですか?
このお文具さん、実は書籍以外にもTwitterやInstagram、
そしてYouTube動画でも配信されています。
「作者はどんな人?」「そもそもお文具さんって何者なの?」
そんな疑問はひとまず置いておいて、
頭ん中空っぽにしてお文具ワールドに触れてみてください。癒やされます。すごく。
私は書籍を持っていないので、
現時点でオススメできるのはYouTube「お文具のアニメ」なのですが、
とにかく各キャラクターの動きがかわいい。
しかもたまに哲学的で、ふと再生した動画が
「今まさに悩んでいた事だ!!!」という内容のときがあり、
図らずもお文具さんに癒やしと元気をもらうことがあるんですよね。
登場人物は、
プリン大好きお文具さん、卵アレルギーのプリンさん、
名も無き者、聡明なねこさん、そして小さなからだで高速に動くゼリーさん。
(ちなみに私はゼリーさん推しです)
まさにこころの処方箋。
最近お疲れのアナタ、何も考えずまずは試し読みを…☆
3人目 山とソースコードを愛するナンチョソの推し本はこちら!
書籍タイトル
孤高の人
紹介者ナンチョソ
紹介者コメント
これを読んで山を好きになってとはいいません。興味を持ってください!
タイトルとプロフィールでナンチョソが無類の山好きであることは
もうお分かりでしょう。
気を抜いているとすぐに週末登山に誘われます。
「最近疲れてない?」と訊かれ、何かと思えば最終的には登山がいかにリフレッシュになるかを山頂からの景色の写真とともに熱弁されます。
そんなマイスピー屈指の登山家が激推しする作品ですから、
山好きの方は特に必読の漫画なのではないでしょうか。
「孤高の人」は、1955年「強力伝」で直木賞を受賞した、昭和を代表する作家の一人・
新田次郎氏の山岳小説。
漫画『孤高の人』は、この小説を原作として全17巻を坂本眞一氏が描き上げています。
なぜ”孤高”なのか――
それは主人公・森文太郎(のちの加藤文太郎)が社会に上手く馴染めず、
周囲からも少々浮いていた存在だったことからもきているよう。
「単独行の加藤文太郎」の名を持つ主人公から見た登山の過酷さと
心理描写が存分に味わえる作品です!
気になる書籍は見つかりましたか?
連載第4弾、いかがだったでしょうか?
この連載を書いていると、私自身も
今まで知らなかった本との出会いがあります。
(影響されて、この前ネット注文してしまった本も^^)
自分の好きなジャンルを突き詰めるのもいいですが、
たまには知らなかった世界の本に触れてみるのも
楽しいですよね!
それでは、また次の配信もお楽しみに~。