ブラック企業になりかねない!?円満なコミュニケーションの秘訣とは

こんにちは。MyASPマーケティング部の太田です。

今回は「コミュニケーション」の考え方・手法を1つ、ご紹介したいと思います。

毎日、大量に、簡単に、様々な情報がやり取りされる現代ですが、そんな時だからこそ、そこに込められている一人ひとりの考えや想いも大切にしたいものです。

あなたは、社内の同僚や、チームやコミュニティのメンバーなどと、うまくコミュニケーションがとれていますか?

え?


 (ワンピース1000話記念★いらすとやコラボ素材を使わせていただいてます!)

そんなことは言われなくても、当たり前にできてるって?

そうですよね(^^;

このブログを見てくれている、マイスピーをお使いの皆さんは、すでに情報発信のプロかもしれません。

ですが、多くの生徒を抱えているサロン主催者やコンサル業を営んでいる方、
そして、企業の役員や管理職など、立場や権力を持っている方は

時として、無意識に、その力を振りかざして、相手を威圧してしまうことがあります。
(自覚が無くても、そう受け取られてしまうことがあるのです)

また逆にあなたが、部下や後輩、生徒など、何かを教わる受け手側の立場であった時、
「黙って受け入れるしかない」って思っていませんか?

もしくは、疑問や違和感に感じたことを一切口に出さずに従っていませんか?

ブラック企業では、上の人間が権力を振りかざしてパワハラをして、
下の人間はそれを黙って受け入れてしまうという傾向が、よくあります。

チームや組織が間違った方向に進んでいたとしても、

上の人間は「俺の言うことが正しい!お前は間違っている!」と一辺倒で…
下の人間は、意見を言っても変わらない、意見を言うだけで叩かれるのであれば、意見を言うことに労力を割きたくない…というパターンに陥り、

残念なことに、より一層、濃いブラックになっていくのです。。。

そうならないためにも、今回ご紹介するのは
「相手も自分も尊重して意見を伝える」というコミュニケーションスキルです。

アサーションとは

早速ですが、あなたは「アサーション」という言葉をご存じですか?

直訳すると「自己主張・自己表現」という意味ですが、私は「心地よい自己主張」と捉えています。「より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキル」とも言われます。

この「アサーション」は、1950年代にアメリカで生まれ、
主に心理療法の中で使われてきました。

その後、差別や人権運動などが起こる度に取りだたされ、

最近では、コミュニケーション過多のストレス社会を生き抜く上で、必要なコミュニケーションスキルとして、企業や学校でも教える機会が増えてきていますので、

ご存じでなかった方は、この機会にぜひ知っていただければと思います!

アサーションの4つの柱とは

アサーションには、その考え方の支えとなる4つの柱があります。

【誠実に】
自分に対しても相手に対しても、誠実であること

【率直に】
気持ちや要求を伝えるときは、相手に率直に素直に向き合うこと

【対等に】
自分も相手も尊重した対等な態度であること
(上下関係があったとしても同じ人間として対等に大切に接する)

【自己責任で】
意見を言ったこと、逆に言わなかったこと、どちらの場合でも、その行動の結果(責任)を自分で引き受けること

この4つ、どれが欠けても、互いを尊重した心地よいコミュニケーションは成立せず、あなたはアサーティブには、なり得ません。

あなたのコミュニケーションには、この4つの柱がバランスよく配置されているでしょうか?

例えば、こんな経験はありませんか?

・職場などのコミュニティ内で、声の大きい人の意見だけが採用されたり、
・誰かの意見を「お前の考え方は間違ってる」と否定したり、されたり、
・相手との関係性、年齢や立場などによって意見や態度を変えたり、
・自分の考えを押し殺して誰かに合わせてしまったり
・全体の前では何も言わず、後で陰口を叩いたり……

これらは全てアサーションとは真逆の、4つの柱がバランスを崩した状態です。

◆「職場などのコミュニティ内で、声の大きい人の意見だけが採用される」
⇒コミュニティ内での意見が【対等】に扱われていません。

◆「お前の考え方は間違ってる」と否定
⇒相手に対して一方的な決めつけは【誠実さ】と【対等さ】が欠如しています。

◆「年齢や立場などによって意見や態度を変える」
⇒敬語等は相手によって必要ですがコロコロ意見を変えるのは【誠実】ではありませんし、自分の意見に対する【責任感(自己責任)】もありません。

◆「自分の考えを押し殺して誰かに合わせる」
⇒自分の気持ちに嘘をついて偽ることも【率直さ】と【誠実さ】の欠如です。

◆「陰口を叩く」
⇒陰口自体が相手にとって【誠実】ではないですし、自分の主張を【率直】に伝えることも出来ていませんね。

こんな状態では、相手を不快にさせかねませんし、自分自身も強いストレスを抱えかねません。

【誠実に】【率直に】【相手と対等に】向き合って、自分の行動に【責任を持つ】ことで、心地よいコミュニケーションは成立します。

ちょっと意識するだけで、相手の感じ方も、自分自身の気持ちも変わってきますので、ぜひ、この4つの柱をあなたの心の片隅に置いてみてください。

Iメッセージ/Youメッセージ

アサーションでは、「I(アイ)メッセージ」と「You(ユー)メッセージ」という考え方があります。

Youメッセージ

You=あなた・お前など、相手が主語になるメッセージのこと。

 例:ここの掃除をしてください!(あなたは、ここを掃除しなさい)

相手を主体にすると、命令口調になるので、圧(ストレス)を与えてしまいます
ささいなことでも、あれこれ命令されると、イラッとしますよね?(笑)

Iメッセージ

I=自分を主語にしたメッセージのこと。

 例:ここの掃除をしてほしいと思っている(私は、あなたがここを掃除してくれると助かる・嬉しい)

私はこう思います。(それを受けて)あなたはどうですか?と、

自分の意見を主張しつつ、相手の意見や主張にも耳を傾けている姿勢が感じられませんか?

自分はこう思っている、ということを伝えるので、相手に直接的に命令しない表現になります。
要求は同じだとしても、印象がかなり変わりますよね。

これが非常に重要です!

奥様や旦那様、もしくは部下に「これやっといてー!」という時も、
「自分は今忙しくて手が離せないから、代わりにあなたがやってくれたら、私は嬉しい」
と言い換えるだけで、全然印象が変わります。

「アサーションの4つの柱」=【誠実】【率直】【対等】【自己責任】を意識できていると、

人に意見や要望を伝える時には、
自然と「Youメッセージ」ではなく「Iメッセージ」で伝えることが多くなると思います。

できてないという方も、今度、何かをお願いする時は、Iメッセージで伝えてみてください^^

アサーションの12の権利

さらにアサーションを支える考え方として、あなたには以下の12の権利があります。

この他にも色々定義されていますが、今回は、アサーティブの第一人者、イギリスのアン・ディクソンの著書『A Woman in Your Own Right』を参考にご紹介したいと思います。

01. 私には、能力のある対等な人間として敬意を持って扱われる権利がある。

02. 私には、日常的な役割にとらわれることなく、ひとりの人間として、自分のために優先順位を決める権利がある。

03. 私には、自分のために「イエス」「ノー」を決めて言う権利がある。

04. 私には、考えを変える権利がある。

05. 私には、自分の感情を認め、それを表現する権利がある。

06. 私には、「よくわかりません」という権利がある。

07. 私には、自分の意見と価値観を表明する権利がある。

08. 私には、欲しいものやしたいことを求める権利がある。

09. 私には、間違う権利がある。

10. 私には、周囲の評価を気にせず、人と接する権利がある。

11. 私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてよい権利がある。

12. 私には、アサーティブでない自分を選ぶ権利がある。

普段のご自身に、これらの権利が、十分に与えられているでしょうか?
そして、あなたは、相手が持っているこれらの権利を侵していないでしょうか?

これらの権利……こうやって並べて見てみると誰にでも当たり前にあると思うのですが、現実では見失うことも多いのです。

例えば、問題に回答する際に「間違えちゃいけない」と強いプレッシャーを感じて、うまく発言できなかったり、発言した内容が結果的に間違いだった場合、自分をダメな奴なんだと強く責めたりして自信を失っていませんか?

他にも仲間内で話していて、自分以外の全員が、好きな野球チームを阪神タイガースと言ってる場面で、自分はジャイアンツが好きだけど言い出しにくくて周りに合わせてしまうなんてことも。。。

しかし、これらの権利は、
先ほどご紹介した4つの柱をより具体的な形に落とし込んだに過ぎません。

前提として、あなたには【誠実さ】【率直さ】【対等】【自己責任】があって

あなたにはYESともNOとも主張する権利がありますし、その考えが途中で変わってもいいんです。あなたは臆することなく人として尊重され、自分の意見や考え方を表現していいんです。

そして、あなたと同じ権利が相手にも存在します。

私はこう考えます!あなたの考えはどうですか?

それがアサーションです。

あなたは何タイプ?

さぁ、ここまでアサーションについて学んだところで、
ちょっとアサーティブでないパターンを、身近な例でご紹介します。

例えば、あなたがお店に行って、唐揚げ定食を頼んだとします。
しかし店員は、焼き魚定食を持ってきました。

こんな時、あなただったら次のうち、どれに当てはまりますか?

A:「ふざけるな!頼んだものと違うぞ!さっさと持って来い!」と怒鳴りつける。

B:その場は何も言わず、後日SNSで「あの店最低。絶対に行かない方がいい」と発信する。

C:黙ってそのまま焼き魚定食を食べ、そのことについては特に言及しない。

アサーション、アサーティブな考え方からすると↑の行動はそれぞれ

A:攻撃的
B:作為的
C:受身的(非主張的)

と3つに分類されます(分類の仕方や名称は、諸説あります)。

では、アサーティブな対応はどんな感じかというと……

D:すみません、魚も好きなので嬉しいですが、今日のお昼は唐揚げ!と思って来たので注文した唐揚げ定食をいただけますか?

これは、わかりやすくするために少々誇張した表現になっていますが

D’:作っていただいて申し訳ないのですが、私が頼んだのは唐揚げ定食なので、唐揚げを持って来ていただけると嬉しいです。

この辺りが妥当かと思います^^

ここでもYouメッセージではなく、Iメッセージで伝えているのが、わかりましたか?

他の例として、国民的アニメ「ドラ〇もん」のキャラクターに例えてみましょう!

◆アグレッシブ:攻撃型(A)
「やい!の〇太!いいもん持ってるな!お前のモノは俺のモノだ!よこせ!」
まさにガキ大将。我が道を行くタイプですね。

◆ノン・アサーティブ:非主張型(C、≒B)
「あ、僕のだよ、返して…ょ…。」声も小さくなり、トボトボと家に帰る姿が浮かびます。
内気な性格で自分の意見を上手く主張できず、曖昧な口ぶりになって諦めてしまう。
家に帰って「聞いてよぉぉぉ~ドラ〇もぉぉぉーーーん!!」と未来型ロボットに泣きつくのでしょうか…。そこから仕返しを目論む場合は、作為的とも言えますね。

◆アサーティブ:中立型(D、D’)
「ダメよ、〇〇さん、それはの〇太さんのお気に入りなんだから、かわいそうよ」
自分の意見を主張して、他人の気持ちも敬うことができるヒロインは中立でアサーティブです。
主張しすぎるだけではなく、場面によっては、引いて(アニメでは、の〇太を除いて、ス〇夫の新しいオモチャを一緒に楽しんだりする時もありますが(^^;)バランスを取れるのがいいですね。

あなたは、どのキャラクターに近いですか?

大切なのは、相手を否定せず敬いつつ、
しかし、自分の主張はしっかり伝えて、どちらも不快な思いにさせないことです。

どちらか一方の意見を押し通すのではなく、両方を尊重するというのがポイントです!

それが「アサーション」です!

アサーティブになろう!

ここまで、ご紹介してきた通り、

アサーションでは「I’m OK! You’re OK!(アイムオーケー!ユアーオーケー!)」の考え方が重要です。どちらか一方ではない、相手も、自分も、OKであること=互いを尊重したコミュニケーションとなります。

物事を決める話し合いでは、最終的にどこかに意見がまとまるかもしれませんが、その過程で「自分はこう思っている」「あなたの考えはそうなんだね」「私はこう考える」「こういう考え方もあるんだね」と肯定することから尊重が生まれ、円滑なコミュニケーションに繋がるのです。

普段のあなたのコミュニケーションは、どうでしょうか?

情報過多の社会ですから、取捨選択も一苦労ですよね。
そんな中で、誰かの意見をないがしろに捨ててしまっているかもしれません。
もしくは自分の意見が雑に切り捨てられていると嘆いているかもしれません。

そんな時は、このアサーションというスキル・考え方を意識してみてください。

ぜひ、心地よい自己主張を意識して、あなたの想いを発信してください。
そして、相手を尊重し相手の主張に耳を傾けてください。

そうやって、悲しい思いや辛い思いをする人たちが少しでも減って
円滑なコミュニケーションに繋がるといいですね!

・・・

長くなりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今回の記事が、少しでもあなたのコミュニケーションを見つめ直すきっかけになれば幸いです。

私自身、今後もアサーティブなコミュニケーションを心掛けたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ