リアルの店舗で商売を始めようとしたら、
開店するのに何百万、何千万と資金が必要になりますが、
ネットビジネスであれば、
ドメインとサーバー代、配信スタンドなどを揃えればスタートできてしまいますので、
月々数千円程度の費用だけで始められます。
(見た目や使い勝手や手間などを気にしなければ、無料ブログや、フリーメールアドレスなど使うことで、ほぼ0円に抑えることも可能です)
資金面でのリスクが低く、参入障壁も低いのがネットビジネス、ネット販売のメリットです。
しかし、誰もがネットで成功者になれるわけではありません。
その違いはなんでしょう?
インターネットマーケティングにおいて、成功するまでには、2つの壁があります。
■壁その1:スタートアップできるか、立ち上げまで持っていけるか
いまでは、ネット起業、ネット販売などの情報やノウハウはあふれていますが、
具体的にどのように組み合わせてビジネスを始めたらよいのか。
知識はあるけども、
いざやろうとすると、どうしていいかわからなくなってしまう。
これまでのクライアントさんとお話ししてきた経験からしても、
スタートアップのところで躓かれる方は多いです。
リアルの店舗はないとしても、
仮想の店舗、言い換えれば、あなたのコミュニティを作ることになるわけですが、
その「媒体」をどう作るか?
ブログやTwitter、Facebookなど、簡単に情報発信ができる環境は整っています。
考えているうちに結局行動できずに終わってしまう。
そんなときは、
まずは下手でもいいから、情報を発信してみること。
アウトプットの練習です。
読者さんやお客さんといかにコミュニケーションをとるか、
難しいことは考えずに、
まずは、出せるものを出してみる。
ここから始めてみてはいかがでしょうか。
ある程度、発信したい内容が固まってきたら、
もう一度正式なブログやメルマガとして再スタートすればよいのです。
■壁その2:継続・改善していくことができるか
自分の媒体も決まって、
商品も作るところまではできたとしましょう。
しかし、
商品を出せば、
いきなり売れる、
なんてことは稀です。
集客して、
成約を取って、
リピートしていく、
・集客数:適切に広告を出せているか(売上に対して広告費を払いすぎていないか)、紹介されるような話題作りができているか
・成約率:訪れた見込み客に、商品・サービスの良さを100%伝えられているか、購入前の不安を払拭できているか、面倒なくスムーズに申込み手続きができるか
・リピート、LTV:一回きりで終わってしまっていないか、商品を何回も買ってもらえるか
このそれぞれの流れについて、改善を続けていくことで、
売れる仕組みが徐々に出来上がっていくものです。
そのためには、
日々の結果を数値化して分析できる仕組みを
取り入れることも必要です。
世の中の起業家や社長さんは、
企画を立案して、立ち上げるところまでは得意な人は多いですが、
その後の継続、改善が苦手な(もしくは、得意でもやりたがらない)人が多いように見受けられます。
しかし、この継続・改善ができるかどうかで、
改善を続けて、一定レベルまで販売の仕組みを持っていけるか、
かたや、一発屋で終わってしまう、もしくは、一発すら出ずに終わってしまうか、
に結果が分かれます。
この2つの壁を意識しつつ、
自分がどのステージにいるかを把握して、
立ち上げに力を入れるか、
継続改善に力を入れるか、
あらためて考えてみてください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!