五月病に注意! -自分を知って自分にやさしくストレス対策-

五月病に注意! -自分を知って自分にやさしくストレス対策-

5月1日より元号が代わり、令和元年となりました。
長いゴールデンウィークを終えて、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

街中ではすでに半袖の方もいて、ここ名古屋でも、すでに30℃近い気温になる日があります。このままでは7月・8月あたりの気温は一体どうなってしまうんだと、考えるだけで気分が沈んでしまいそうです。。。

新緑の5月

ですが、ふと公園や遠くの山々に目を向けると、
鮮やかな新緑がイキイキと目に焼き付いてきます。

目一杯、枝葉を伸ばし日の光を全身で浴びようとする姿に強い生命力を感じますね!!

今日は、皆さまに新しい令和の時代を
ストレスなく過ごしていただけるよう簡単な雑学をご紹介します!

五月病の正体とは?

5月といえば「五月病」という言葉を連想する方も多いのではないでしょうか?

医学的に「五月病」は、病に対する正式な名称ではありません。
新社会人・新入社員や大学生など、新しい環境に適応が出来ないことに起因する無気力状態や意欲の低下などの精神的な症状を総称して「五月病」と呼ばれています。

4月から新しい環境に身を投じたり新生活を始めて約1か月、この時期に適応障害、うつ病、パーソナリティー障害、発達障害、パニック障害、不眠症などになる方が多くみられるため、そのように呼ばれることが多いそうです。

特に、真面目で神経質な性格の方に発症することが多いと言われています。

その理由は、そのような性格の方が、
病気の要因であるストレスをため込みやすいからなんですね。
そういった方々は「認知の歪み・考え方の癖」が強い傾向にある場合があります。

ストレス

認知の歪み・考え方の癖

人には、それぞれ異なる価値観や考え方の癖があります。

精神科医のデビッド・D・バーンズは、人は非合理的な認知パターン(認知の歪み・考え方の癖)に陥ってしまいがちであるとして、そのパターンを下記の10パターンに分類しました。

■ 全か無かの考え(白黒思考・二分法・0か100か)

物事は、全か無、白か黒かで判断し決めつけようとする。ほんのわずかな失敗でも全てがダメだと考えてしまう。

例:婚活パーティで誰とも連絡先が交換できなかった → 自分は、もう一生、誰とも結婚できない。

■ 過度の一般化(毎回こうなる)

たった一度の経験をもとに、あたかも常にそうであるかのように考えしてまう思考の癖。

例:友人を遊びに誘ったら忙しいと断られた → 誰も自分とは遊びたがらない。自分は嫌われ者だ。

■ 心のフィルター

物事の悪い面にしか目がいかず、良い面が目に入らなくなってしまう。

例:友人と喧嘩をした → 友人との思い出なんて嫌なことばかり。人生でいい思い出など一つもない。

■ マイナス思考

うまくいったことも「まぐれだ!」と考え、失敗したら「ほら、やっぱり」と考える、物事を全て悪い方向にすり替えてしまう思考の癖。

例:恋人からLINEの返事がなかなか来ない → もしかして嫌われたのだろうか?

■ 結論の飛躍(先読み・深読み)

根拠もないのに、悲観的な思い込みを信じ、悲観的な結論に飛びついてしまう思考の癖。

例:今日は妻との会話が少ない → 自分のしたことを何か怒っているに違いない。

■ 拡大解釈と過小解釈

自分の欠点や失敗を実際よりも大きく考え、成功体験や長所などの良い面を実際よりも小さく考える思考の癖。

例:自分は電話対応が苦手だ → 周りの人はできているのに、自分はダメ人間だ
(でも実際には、英会話・パソコンスキル・人前でのスピーチなど、他の長所がたくさんあったりする。自分には厳しい一方、他人には寛容なタイプ)

■ 感情的な決めつけ

感情のみを根拠として物事に結論を下す思考の癖。不安だったり憂鬱な気分だと、きっと失敗するに違いないと決めつけてしまう。

例:明日の試験が不安だ → もうダメだ、きっと失敗するに違いない。

■ ~すべき思考

自分や他人に対して「~すべきだ」「~しなければならない」と原理原則で考え、それに反することを許さない思考の癖。

例:上司なんだからもっと大人らしい行動をとり見本となるべきだ。
例:女性は男性に対して意見を言うべきではない。

■ レッテル貼り

人や物事に対して極端なイメージのレッテルを貼り、それが事実かのように思い込む思考パターン。「自分はダメ人間だ」「あいつはクズだ」など、一度そうしたレッテルを張ると、なかなか剥がそうとしない。

例:友人が待ち合わせに遅刻し忘れ物もしていた → あいつはグズでダメ人間だ。

■ 自己関連付け・誤った自己責任

よくないことが起こると、自分には全く関係ない出来事でも、自分の言動と関連づけて、責任や原因が自分にあると考える思考の癖。

例:チームのプロジェクトが上手くいかなかった → 失敗したのは全て私の責任だ。

まずは自分自身を知ること

これらの認知の歪み・考え方の癖を一度ご自身にあてはめて考えてみてください。

正確な根拠もないまま、「自分をダメ人間だ」と決めつけたり、入社して間もないのに、「あれもこれも出来るようにならなきゃ!」と思ったり、逆にできない自分を卑下したり、与えられた課題を完璧にこなせなかったからといって、「失敗だ」と思ったりしていませんか?

先輩や上司の方と比べて、新人の方がそのスキルを習得していないことは普通の事です。

100点じゃなかったとしても、60点できたなら、まずはできた部分をほめてあげましょう。

案外、自分を追い込んだり、ストレスを強めているのは、
ご自身の認知の歪みや考え方の癖が原因かもしれません。

新しい環境・新生活で、周りはまだあなたの事を良く知らない人ばかりです。

そんな中、ご自身が自分を悲観したり、ダメだと決めつけてしまっては、
周りの方もそう思ってしまうかもしれません。

自分を大切に

まずは、自分の考え方の癖や歪みを緩めて、自分自身にやさしくなりましょう。

それが五月病にならない、そして、ストレスをため込まない第一歩です!

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