【更新情報】2021年7月21日:到達率に関する最新の記事をUP
メール到達率に関する新しい記事をUPしました。
【2021年最新】メルマガ到達率アップ!「届く」メールにするための8つの鉄則と書き方のポイント当記事に記載の「6つ鉄則」を更新し、さらに迷惑メール判定されないためのメールの書き方のポイント についても解説した記事となっています。
是非、上記リンクより最新の記事をご参照ください。
【更新情報】2019年9月13日:MyASPセミナー動画を追加
2019年7月6日MyASPユーザー交流会in北海道で行われた
MyASPセミナーの動画をこの記事の下に追加しました。
どうしてメールが届かないのか?メールの不達をなくすために参考となる対策や各メールプロバイダの特徴を4つのパートに分けてご紹介しております。ぜひご覧ください。
到達率を下げないためには…?
Q.「最近、メールが迷惑フォルダに入るようになってしまいました。
SPFの設定もしているし、
きちんとオプトインを取っているアドレスに送っているのに、
なぜでしょうか?」
いくらマイスピーの到達率が良いといっても、
使い方によっては、サーバーが汚れてしまい、
メールが届かなくなることがあります。
近年、gmailやYahooメールなど、各メールプロバイダーは、
迷惑メールフィルタの精度を高めることに力を入れています。
メールフィルタ(自動振り分け)の目指すところは、究極的にいうと、
多くの人が迷惑メールだと感じるメールは迷惑フォルダに入り、
迷惑メールではないと思うメールは受信箱に入る、
となってほしいものですよね。
しかしながら、現時点では、
必要なメールが迷惑メールに入ったり、
不要なメールが受信箱に入ったりすることもあります。
これらのメールフィルタのメカニズムはどのようなものなのか、
主に下記の2種類に分けられます。
・学習型の確率モデル(ベイジアンフィルタなど)
・ブラックリスト&ホワイトリスト方式
厳密にいうと、これ以外にもありますが、
主にこの2つと考えていただければよいと思います。
ここで、小難しい理論は脇に置いておいて、
迷惑判定されるようになったということは、
何らかの理由があります。
1つは、メールプロバイダのアルゴリズム変更によって、
判定基準が厳しくなったために届かなくなった、
ということも稀にあります。
(これは1年に1回あるかないぐらいです。
2014年初旬のYahooメールの変更は影響が大きかったです。)
しかし、このようなケースは稀で、一番多いのは、
送信者側の問題です。
知らず知らずのうちにやってしまっている人が多いので、
ぜひ覚えておいていただければと思います。
(なお、共用サーバーをお使いの方は、自分ではなく、
同じサーバーを使っている他の人が汚したという可能性もありますが、
そこは運が悪かったというしかありません。)
さて、結論から言うと、
到達率を下げないためには、
「迷惑メールを報告」ボタンを押されないようにすること。
そして、
「迷惑メールではない」ボタンを押してもらうようにすること。
です。
そのためにはどうすればよいか、
6つのポイントにまとめてみました。
(0.差出人アドレスに使用するドメインのSPF設定を行う)
1.オプトインの取得元を明記する
2.迷惑通報されるようなメール文章を書かない
3.配信解除リンクを入れる
4.配信を望まない人には送らない
5.存在しないアドレスには配信しない
6.一度に大量に配信しない
1.オプトインの取得元を明記する
どのようなメールが迷惑だと感じますか?
多くの人が1番迷惑だと感じるのは、
知らない人から一方的に送られてくるメールですね。
知っている人からのメールであれば、
迷惑に感じることはガクッと減ります。(もちろん迷惑なものも中にはありますが)
法律(特定電子メール法)でも、
オプトイン(配信許可)を取っていない人には、
配信してはならないということが定められています。
さて、大事なのはここからです。
「オプトインを取っているから大丈夫」と思われている方、
特に注意していただきたいのですが、
読者さんは、そのオプトインしたことを覚えていないケースが多いということです。
無料レポートスタンドでダウンロードしたときに、
同時登録されるメルマガなど、
普通は覚えていないですよね。
レポートスタンド名を明記したり、
申し込みがあった日付を明記したりなど、
なるべく詳しい情報を記載することで、思い出してもらいやすくなります。
(それでもレポートスタンドや懸賞サイトの場合は難しいことが多いため、あまり推奨はしていません)
そして、できれば、時間が経過する前が好ましいです。
人間の忘却曲線にもあるように、できれば1日以内、
遅くても1週間以内には、「登録ありがとうございました」というメールを送って、認識してもらうことが好ましいです。
それと、商用に一般公開されているアドレスについては例外として配信が認められていますが、
受信する側からしたら、特別なメリットがない限りは、スパムメールでしかありません。
このような場合も迷惑通報されやすいので気を付けましょう。
2.迷惑通報されるようなメール文章を書かない
1にも関連しますが、誰が送っているかわからないようなメールはNGと書きました。
しかし、誰が送っているかはあいさつメールを送って認知してもらったとしても、
内容にも気を付ける必要があります。
売り込みばかりで読むに値しないメールばかり送っていては、
迷惑だと感じられてしまい、ゴミ箱行きです。
(つまり、迷惑メールボタンをぽちっとされてしまいます)
逆に、次のメールも読みたい!と思われるような楽しい内容、興味を持ってもらえるような内容を心がけることで、
もしも迷惑フォルダに入ってしまうようになった場合は、「迷惑メールでない」ボタンで救出してもらえることでしょう。
3.配信解除リンクを入れる
皆さんに楽しみに読んでもらえるようなメルマガを発行できるのがベストなのですが、
どのような上手い文章を書いたとしても、中には、「もういいや」と思う読者も出てきます。
そのようなときに、読みたくなくなったら、もう受信しなくて済むように
簡単に配信停止するための方法を提供しておくことが必要です。
つまり、配信解除リンクを入れるということです。
そしてできれば、メールアドレスの入力が不要な、
ワンクリックや2クリックで配信停止できるような簡単な方法が好ましいです。
停止方法がわからないと、
「迷惑フォルダに振り分けられればいいや、ぽちっと」
ということになりかねませんのでご注意ください。
4.配信を望まない人には送らない
3と同じ理由ですが、
迷惑メール通報ボタンは誰が押すのか?
それは、配信を望まない人です。
たとえ読者数が減ってしまうとしても、
配信を望む人にまで到達率が下がってしまうのは本末転倒です。
配信解除を望む人には、配信解除してもらえるように停止方法をきちんと提供しましょう。
5.存在しないアドレスには配信しない
存在しないアドレスに大量にメールを送ると、
それだけでブラックリストに入りられてしまうメールプロバイダもあります。
エラーメールの自動処理機能などはマイスピーに備わっていますので、
普通に配信を行っていれば、自動で正常なアドレスだけが残るようになっていますが、
他のスタンドなどから一括で登録しなおすときなどは注意をお願いします。
エラーアドレス(存在しないアドレス)をきちんと管理することが大切です。
6.一度に大量に配信しない
一度に大量の配信は嫌われます。
いくつかの理由がありますが、
・受信側のサーバーに負荷がかかるため、受信しきれずにエラーになってしまう
・母数が多いため、エラーアドレス(存在しないアドレス)に送ってしまうことが増える
・迷惑メール通報の数が増えやすい
主にこのような理由です。
そして、これらを避ける方法が、
「ゆっくり配信すること」
です。
なお、マイスピーには、1分あたりに何通まで配信するか、
制限するための機能がついていますので、メールを送る際に調整ができます。
例えば、3万人の読者がいたときに、
いつも急いで送る必要はないですよね。
1分間に50通、
1時間に3000通送ったとして、
配信完了するまでに10時間程度かかりますが、
急ぎの内容でなければ、
このぐらいゆっくり配信したほうが到達率が上がります。
ゆっくり配信、覚えておいて損はないと思います。
是非ご活用ください。
MyASPセミナー:メールの不達をなくすために
1.メールが届かない原因とは?
メルマガが迷惑メールフォルダに入らないための一般的な対策
2.メールが届かない原因とは?
メルマガが迷惑メールフォルダに入らないためのマイスピーを使ってできる対策
3.Gmailのメールが届かない原因とは?
メルマガが迷惑メールフォルダに入らないための対策
4.iCloud、Hotmail、au、ソフトバンク、ドコモのメールが届かない原因とは?
メルマガが迷惑メールフォルダに入らないためできること
なお、マイスピーユーザーさん限定になりますが、
迷惑メールになってしまう原因がわからない場合、
ご相談フォームがありますので、
マイスピーTOP画面右上にある「お問い合わせ」より、お気軽にサポートまでご相談ください。
「お問い合わせ」よりご連絡をお願いします。